義両親に理解されない同居嫁のテレワーク～体験エピソード～

こんにちは、義両親との完全同居をしているらいむです。

毎日何気ないところで「同居ストレス」を抱えている同居嫁、同居婿のみなさんお疲れ様です。

少し前から注目されてきた働き方としてテレワークがあります。

世の中が緊急事態宣言のとき、私が働いていた会社でも社員の接触を極力避けるためにテレワークが行われました。

夫は在宅での仕事が不可能な職種でしたので私だけ在宅で仕事をすることになったのです。

家には常に義両親がいる状態ではたして集中して仕事にうちこめるのでしょうか…テレワークとは自宅が仕事場として集中できる環境が整っていてこそ成り立つものだと思います。

今回は私が義両親との同居に加えてテレワークしていたときの実体験をご紹介します。

１．理解されなかったテレワーク体験談

結果を言うと、残念ながら私は義両親からテレワークという働き方を完全には理解してはもらえませんでした。

義父母の年代にとって「テレワーク」という働き方はなかなか想像ができなかったのか、口では家で仕事をしていると言ってはくれているものの、行動は「暇でしょ？」と言わんばかりの扱いでした。

もちろん義父母世代が全員理解がないとは思いません、中にはしっかりと理解のある方もたくさんいると思います。

では実際にどのようなことがあったのか紹介していきたいと思います。

細かく言えばまだまだあるのですが、家での仕事を妨げられた原因は大きくはこの3つでした。

１．毎日のように友人を呼ばれ相手をさせられる

そもそも会社が社員同士の接触を極力抑えるために行ったテレワークだったのですが、世間ではイベントというイベントは軒並み中止…

普段はお出かけや体操などに行っていたであろうお義母さんの友人たちが毎日のようになぜか家に集まってきたのです。

正直、会社にいるときよりも知らない人との接触が多くなっていました。これでは何意味もありませんよね。

そして友人を呼んだお義母さん自身が全て自分で対応してくれるのであればまだいいのですが、そうではなかったのです。

ひっきりなしに鳴るインターホン、もちろん対応するのは1階にいるお義母さんでもお義父さんでもなく、2階でテレワーク中の私。

仕事中なのに友人が来るたびに「一緒にお茶飲みましょうよ」と呼ばれ、顔を出せばお茶を出すのは私の役目、よく分からない会話に何分も付き合わされ…正直仕事に全く集中できない状況でした。

この時点でお分かりのように、家で仕事をしているとは言っても全く義両親には理解されていないですよね。

お昼も必ずお義母さんお義父さん、さらにその友人たちと一緒にされ休むどころではありませんでした…会社でお弁当を食べたほうがよほど休憩になります。

２．病院の送り迎えをさせられる

正直これが一番驚いた事だったのですが、お義父さんの病院の送り迎えまでさせられていました。

ある日、朝突然お義母さんに呼ばれて「私は今日美容院に行くからお義父さんの病院の送り迎えしてくれない」と言われたのです。

ここまでくるともう完全に仕事とは思われていないですよね。

本来なら断るべきだったのでしょうが、この頃の私はまだ同居嫁として年数も浅くいい嫁キャンペーン中…断ることはできず、会社からの呼び出しが無いかビクビクしながら送り迎えに行ったことを覚えています。

会社にバレたらアウトです。

３．大声で呼ばれる

地味にストレスとなったのが、仕事中にいつでも大声で呼ばれることでした。

「一緒に荷物を運んでくれ」とか「スマホの操作がわからない」とか些細なことばかりですが毎回いきなり呼ばれるので全く仕事に集中できませんでした。

さすがに大事なリモート会議の時にお義母さんが出てきてしまったら大惨事です。

本当に静かにしてほしいときは「何時から会社の大事な電話があるので」と伝えておきました。

幸いその時は大声で用事を言われることもなく事なきを得ました。

そんな生活が毎日のように繰り返され会社に行くよりもほとほと疲れてしまいました。

２．結果とその後

その後、在宅での仕事に限界を感じていた私は上司に「家だとどうしてもパソコンの調子が悪いので会社で仕事させてくれないか」と何度も頼み込み在宅での仕事は終了となりました。

当時の上司も家では子どもが騒いでいて自分のワークスペースは無いからと在宅ではなく会社で働いていたので、ごまかさなくても本当の事を伝えたら理解してくれたかもしれませんね。

初めて義両親との同居している状態で家で仕事をしてみて、集中して仕事をするのは無理だという事が分かりました。

もし常に義両親がいる状態で在宅で仕事をするのであれば、1人で集中して作業できる部屋が整っていてかつ、義両親にしっかり理解がある状態でないと難しいです。